iPhoneに、分析表記ツールの「EasyTag」が登場しました。
試合開始時にタイマーを起動させ、カスタム可能なタギングパネルを用いて、試合中の主要業績評価指標(Key Performance indicators : KPI)をタイム情報として記録し、重要ポイントの頻度などを瞬時に統計として表示することができます。
EasyTagは、「.csv」ファイルを作成し、他のソフトウェアでさらに分析を行うことができます。
また「.csv」ファイルのタギングしたイベント情報はダートフィッシュソフトウェアに関連付けることが可能となっています。(「チームプロ」、「コネクトプラス」バージョンのみ)
EasyTagのパネルでは、9～30個のボタンが作成可能で、各ボタンは事前に設定したデュレーションをもとにイベントを記録することができます。
また「オープンデュレーション」としての設定も可能であり、重要ポイントを連続的に記録できます。
(ボタンをクリックしてイベント作成開始、(同じボタン、または別のボタンを)もう一度クリックしてイベント作成終了を行う)
各ボタンは、ラベルと色の変更などが可能です。
また、オプションとして、ボタンのクリック頻度によって色が変わることで、主要業績評価指標(KPI)の簡単なフィードバックに役経ちます。
(頻度が高いボタンは緑、低いボタンは赤に表示されます。)
EasyTagは、単体でも使えるアプリケーションですが、ダートフィッシュのタギング機能と連動するようにデザインされております。
タギングの「クイックインポート」機能を使用し、タイマーを起動させ、重要ポイント(キーポジション)のイベントを記録したタイム情報と実際の試合動画をリンクさせることが可能です。
これによりダートフィッシュ上でイベントの編集や分析を行い、チームでデータの共有ができるようになります。
重要： EasyTagのタギングパネルは、ダートフィッシュ本体とは異なる特徴と機能を持っており、ダートフィッシュとEasyTagのパネル同士のエクスポートはできません。
しかし、EasyTagはダートフィッシュのタギング機能をより有効なものとします。さらに、表記ツールとしても素晴らしく、現場にいるコーチ陣にとって、素早い動作でイベントを記録できる事は、後のレビューに大変効果的であり、タギング情報をコーチ陣全体で共有することができます。
特徴:
* 30ボタンまでカスタムパネルを作成が可能
* ボタンの色づけによる簡単な識別が可能
* 各ボタンに個別のデュレーション時間設定が可能(設定時間は「固定」と「連続」両方可能)
* プレロールの設定が可能
* 統計の表示や、ヒートマップ(ボタンの使用頻度別に色分け)表示が可能
* 他のPCアプリケーションにインポート可能なCSVファイルの作成が可能
* ダートフィッシュの「クイックインポート」機能を使用し、簡単に動画と関連付けが可能