『パンドラの箱を開けよう』ー勇気を出してこの国をチェンジー
梅村聡（参議院議員）・長尾和宏（長尾クリニック院長）/共著
｢国を診る医師｣と｢町を診る医師｣が日本の医療・介護・政治についてガチンコ対談
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勝谷誠彦氏推薦
「パンドラの箱には希望も入っている」
　医師は患者に、国会議員は国民に、与えるべきものは希望。
　志ある練達の開業医と若き議員が、これまで封じられてきた言論のタブーを破り、いまこそ医療の現場に、本当の情報と理解という名の希望を届ける。
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　本書は、若き才能あふれる政治家と下町の一介の開業医との１年余の対話と活動の記録だ。医療崩壊は着々と進行しているが、景気の低迷、格差の増大など日本社会は確実に狂った方向に向かっている。しかしこの負のスパイラルを止める実力をもった政治家は梅村議員以外に残念ながら見当たらない。僕は目の前の患者さんを治し、梅村議員は国を治そうとしている。一見、異質な作業のようであるが、実は両者は見事な相似形であり共通点が多い。医療現場と医療政策が直結していることを実感するのに時間はかからなかった。
　これまであまり政治に関心がなかった普通の医療関係者や一般市民の方にこそ是非読んで頂きたい。僕は医師会の理事でもなんでもない。勤務医時代に大した実績も残せず、地域密着で活動する一介の町医者だ。だからこのように自由に発言したり応援できるという側面もあるかもしれない。僕のように政治にそれほど興味がなかった人間でも少しきっかけがあれば変わるのだ。
（長尾和宏まえがきより抜粋）
●著者略歴　
梅村　聡（うめむら　さとし）
1975年 大阪府堺市に生まれ大阪市の十三で育つ
大阪教育大学附属池田中学、高校、大阪大学医学部を卒業。
阪大病院で研修後、箕面市立病院、阪大病院で診療に従事。
日本内科学会認定内科医
2007年 参議院議員選挙に大阪選挙区より立候補し初当選。
現　 在 国会内では参議院厚生労働委員・予算委員。
民主党内では民主党大阪府連幹事長代理、民主党大阪府参議院選挙区第2総支部長。
民主党参議院政策審議会副会長、「適切な医療費を考える議員連盟」事務局長。
●著者略歴
長尾　和宏（ながお　かずひろ）
1984年 東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局
1995年 兵庫県尼崎市で長尾クリニックを開業
現　 在 医療法人社団裕和会理事長　長尾クリニック院長
外来診療と在宅医療に従事
日本禁煙学会認定専門指導者
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
日本消化器病学会専門医・日本内科学会認定医
日本医師会認定産業医・労働衛生コンサルタント
日本病態栄養学会評議員
日本ホスピス・在宅ケア研究会理事