書籍『応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング』のiPad版です。
遺伝的アルゴリズムによる問題解決の技法を、Windowsで動く7本のサンプルプログラムをもとに解説します。
○目次、索引、本文内からのページジャンプ機能やしおり機能が充実しています。
○無料版では、第1章と第2章がお読みいただけます。アプリの中から[全ページを購入]のボタンを押すと、2,400円で全ページが読めるようになります。
【内容紹介】
遺伝的アルゴリズムとは、ダーウィンの進化論における生物の進化過程をモデルとしたアルゴリズムです。環境と個体の相互作用を評価関数でモデル化し、最適解を求めようとする手法で、さまざまな問題に適用することができます。本書は、この遺伝的アルゴリズムの応用面に焦点をあて、どうしたら与えられた問題に遺伝的アルゴリズムを適用できるのかが習得できる内容となっています。
本書におけるプログラムは、Windows3.1のSDKを用いて開発しています。全体の動作とプログラム構造については、各応用問題に共通な構造をとっていますので、第3章で詳しく紹介しています。ただし、Windowsプログラミングについての解説は本書の主目的ではありませんので、詳細な解説記述は必要最小限になっています。
ソースファイルについては、16bit版(オリジナル)とVC++版(32bit)、Delphi版をダウンロードサービスで提供しています。(紙書籍版に掲載しているソースリストはiPad版には収録していません。ダウンロードサービスのファイルをご利用ください。)
(★は無料でお読みいただけます)
■目次と各章でとりあげている内容紹介
目次★
第1章 はじめに★
第2章 遺伝的アルゴリズム概説★
……遺伝的アルゴリズムについての基礎的な内容解説です。
第3章 山登りをさせてみよう
……3次元空間内での曲面上の最も高い頂上を見つける山登り探索に取り組みます。他章との共通部分についてはこの章で解説します。
第4章 できるだけ近道をしてみよう
……最適化問題におけるNP完全クラスに属する巡回セールスマン問題に取り組みます。
第5章 最短手順を発見してみよう
……積み木を積み替える最短手順を発見する問題に取り組みます。ここでは、手順の遺伝子上への表現方法、有効な染色体の長さが可変となります。
第6章 迷路からの脱出
……設定した迷路を抜け出す方法を見つけ出す問題に取り組みます。積木問題とは異なり、冗長な遺伝子を含ませた方法をとります。
第7章 神になったつもり
……人工生命の例題として、行動遺伝子を持った虫がどう進化したら生き延びることができるかをシミュレーションします。
第8章 最適スケジュールはたてられるかな
……典型的な最適化問題の一つであるジョブショップスケジューリング問題を取り上げます。
おまけの章 進化をシミュレートしてみる
……累積淘汰のシミュレーションプログラムに挑戦します。
用語解説
参考文献
あとがき★
索引★
著者略歴/著作権表示/奥付★
※本書は、以下の書籍のiPad版です。
書名:応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング
著者:平野廣美
定価:3,990円 (本体価格 3,800 円)
ISBN 978-4-89362-136-8
頁数:512ページ
発売:1995年11月30日