「若者たちよ、委縮せず大志を抱いたらどうか。
日本のことも、自分が勤める会社のことも、部外者として客観的に語るのではなく、プレーヤーとして「何とかする」ために、当事者としてあがいてみてはどうか。」
~以上、本文より~
本作品の著者は、3年連続「ベストベンチャー100」選出、2009年「就活アワード」を受賞し、多くの若者たちから注目を受けているITベンチャー、株式会社ヘッドウォータースの創業者、篠田 庸介氏です。
本作品では、「才能などない方がよい」「攻撃性を失うな」「公人たれ」「リーダーにならざれば、未来なし」など、企業を創業し経営を経験した篠田氏ならではの想い、社会人としての厳しい現実を、未来ある若者から各界のリーダーを目指している方まで幅広く贈るビジネス書となっております。
著者は、不器用で、上手い経営ができなかった分だけ多くの失敗を繰り返してきました。それでも、自分自身にあがき苦しみながらも希望を失わずに経営を続けてきた真実と信念をありのままに伝えた作品です。厳しい就職環境の中で自信を失っている若者たちへ、「己の不幸を不況のせいにするな」と厳しい言葉でありながらも、熱く、愛情を込めて心強く語ったタフなリーダー論です。
【目次】
序章
第1章 若者たちに告ぐ
1.才能などない方が良い
2.自力で生きよ
3.成果主義を受け入れよ
4.本当の選択を
5.新天地は探すものではない
6.攻撃性を失うな
7.「公人」たれ
8.経験を抽象化せよ
第2章 ビジネス・マインドの鍛え方
1.ビジネスマンとして目指す道
2.ビジネスマンに必要な素養
3.「代償」を払えるか
4.謙虚さの根源にあるもの
5.ネゴシエーションの掟
6.プライドの質
7.個性を捨てる
8.「やる気」と「状況」を切り分ける
第3章 ビジネス・スキルの磨き方
1.負荷のみが自分を育てる
2.提言のルール
3.クローズする力
4.コミュニケーションの源泉
5.「できること」で組み上げる
6.報告はするな
7.ネクタイを締めよ
8.国を超えても己を変えない
第4章 リーダーにならざれば、未来なし
1.リーダーの条件
2.一貫する
3.「真実」が人を動かす
4.離職しない環境
5.尊敬する人物は?
6.希望は「内」にあり
7.水を澄ます
終章