放射線MAPは、日本国内の環境放射線のリアルタイムデータをマップ上に表示するiPhoneおよびiPad向けのアプリケーションです。
文部科学省の原子力環境防災公開情報および各自治体の公開情報をもとに、全国66観測地点の放射線データおよび環境データを表示します。
各観測地点の福島第1原子力発電所からの距離も表示します。
自然界からの放射線は、日本平均で年間1.5ミリシーベルトです。
現在の放射線量を一年間継続して受けた場合に、日本の平均値を超える観測地点は、マップ上のピンが赤色になります。
赤色 - 1.5mSv/yearを超える
緑色 - 1.5mSv/year以下
紫色 - 未測定(調整中など)
観測地点ごとに次のデータを表示します。
・観測局
・測定時刻 (年/月/日 時:分)
・空間線量率 (μSv/hour)
・空間線量率 (μSv/year)
・過去の平常値 (μSv/hour) - Ver.1.1以降
・風向
・風速 (m/s)
・降水量 (mm) - Ver.1.1以降
・住所
・緯度 (度)
・経度 (度)
・福島第1原発からの距離 (km)
空間線量率は、放射線の量を表します。
1μGy/h(マイクログレイ毎時) = 1μSv/h(マイクロシーベルト毎時)に換算して算出しています。
グレイとは、放射線のエネルギーが分質にどれだけ吸収されたかを表す単位です。
シーベルトとは、人が放射線を受けたときの影響の程度を表す単位です。
自然界からの放射線は、世界平均で年間2.4ミリシーベルトです。
国際放射線防護委員会(ICRP)が放射線防護の観点から、一般公衆の自然放射線と医療を除く線量限度を年間1ミリシーベルトとしています。
日本の原子力発電所では、周辺の一般公衆が受ける放射線の量を線量限度のさらに20分の1(0.05ミリシーベルト)以下になるように管理されています。
1ミリシーベルト毎時(mSV/h)は、1000マイクロシーベルト毎時(μSV/h)になります。
1mSV/h = 1000μSV/h
表示しているマイクロシーベルト毎年(μSV/year)は、リアルタイムデータを次の式により変換して表示しています。1μSV/year = 1μSV/h × 24時間 × 365日
文部科学省の発表後、最新のデータ反映まで時間がかかる場合があります。
住所、緯度、経度は、観測局名から想定した住所です。
福島第1原子力発電所からの距離もおおよその距離です。
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