さて、Step1、 Step2 を終えて準備ができたら、いよいよソフト選びです。Intel Macで使うソフトにはUniversal Binary（ユニバーサルバイナリー）のソフトがオススメです。

　Universal Binaryとは、PowerPCプロセッサーのMacでも、IntelプロセッサーのMacでもネイティブに動く(処理が最適化されて早く動く)ソフトのことです。詳しくは以下のページを参照してください。

　 Universal Binary　【ユニバーサルバイナリ】とは

　ただ、注意すべきことは、Intel Macで動くソフトはUniversal Binary用ソフトだけではないということです。Intel Mac 用のMac OS Xには「Rosseta」と呼ばれる実行環境があり、PowerPC用のソフト(従来のMac OS X用ソフト)も自動的に変換してIntel Mac上で動かしてくれるのです。つまり、よく誤解されがちな点なのですが、普通のMac OS X用ソフトも大部分がIntel Macで動きます！少しスピードが落ちますが、Intel プロセッサーの処理速度を考えると、PowerPCプロセッサーのMacと同じくらいには動かせるので、気づかないことも多いです。

　ただし、従来のMac OS X 用ソフトでも、以下のようなハードウェアに関わることが多い物は動かせないので注意が必要です。
・ドライバー：ハードウェアに直接かかわる
・エミュレーター：Virtual PCなど
・スクリーンセーバーの一部：ビデオカードにアクセスするため
・システム環境設定などシステム内部に密接に関わるソフト。

詳しくは、Miyahan WEB WORLDさんのこのページが大変参考になります。
Intel Mac における ソフト/ハード 報告サイト Do you run on Intel Mac ?

　つまり、Intel Macで動くソフトは（１）Universal Binaryのソフト、（２）PowerPC用の従来のソフト(従来のMac OS X用ソフト一般)から一部を除いたものになります。Universal Binaryと書いてあるソフトは間違いなく動くので安心ですが、従来のMac OS X用ソフトも大部分も動くので使ってみてください。

　なお、Universal Binaryソフトは当サイトでは「Universalソフト」と名がつき、ソフトにがついています。このを目標にソフトを探してみてください。以下の特集ページも参考にしてください。

　 Universal ソフト (Mac OS X ソフトウェアサーチUniversal)

　 Universal アプリケーション (Vector ソフトライブラリ)

　 Universal Application (vesion tracker 英語サイト)