写真をiPhotoで管理する感覚でアイコンを管理しよう。

　Mac OS Xの魅力の一つが、美しいアイコン。インターネット上でもいろいろアイコンが配布されている。しかし、ちりも積もれば山となる。集め始めると、サイズが小さいだけに、写真以上に数がたまってしまう。そんな状況で、簡単に便利にアイコンをあつめられるのが、このソフトだ。

　アイコンを集めたフォルダをこのウィンドウにドラッグ＆ドロップするだけで、そのフォルダの第１階層にあるすべてのアイコンが一つの「コレクション」として登録される。「コレクション」ごとにタイトルを変えたりすれば管理がしやすくなる。もちろん、iPhotoと同じように、一度登録したアイコンも、ほかの「コレクション」に移動したりも簡単だ。また、便利なのは、ドラッグ＆ドロップする際に、各アイコンのついたファイルないしフォルダについていたタイトルがそのアイコンの名前として登録される。あとでそのタイトルを検索すれば何千といったアイコンの中からも簡単に探せる便利さだ。

　さらに、一部のアイコン配布サイト（Icon Factoryほか）では、といったPixadex専用コンテンツを配布しており、ダウンロードして、このコンテナをクリックするだけで、Pixadexのアイコンライブラリに多数のアイコンが登録される。

　アイコンの最終目的としては気に入ったアイコンをファイル・フォルダに貼り付けることであるが、それも完璧だ。気に入ったアイコンをみつけ、そのアイコンの上でControl＋クリック（もしくは右クリックonly）をすればメニューか出てきてそのアイコンをコピーできる。また、個別のアイコンをTIFFやPNGやICO(windowsアイコンファイル)やIcon（Macアイコンファイル）にExportすることもできる。個人的な使用に限られるが、気に入ったクールなアイコンをPNGにEXPORTして、自分の作る画像に使用することも可能だ。JPEG書き出しなどで汚くなってしまう、アイコン特有の透明部分もPNGならきれいに処理してくれる。

　言い忘れたが、Windows用アイコンファイルもドラッグ＆ドロップでライブラリーに登録できる。

　個人的な感想だが、いまだかつて、こんなにアイコンを簡単便利に管理できるソフトはなかったと思う。アイコンがたまった困っていた方々、ファイル・フォルダのアイコンを書き換えることの多いカスタマイズ好きな方々におすすめだ。