長生きすればするほど、みんな最後はひとりになります。結婚したひとも、結婚しなかった人も、最後はひとりになります。だれでもいずれはひとりになるなら、“ひとりで暮らす”ためのノウハウを準備しておいてもよいのではないでしょうか。そこで、シングルのキャリアである上野千鶴子が、ひとり暮らし歴の長い大先輩にも取材して、「おひとりさまの老後」を楽しんでいただくための書籍に仕上げたのが本書です。「ひとりはさみしい」とか、「だれが老後のめんどうをみるの？」とか、ネガティブなメッセージは聞きあきました。「老後のひとり暮らしは怖くない」というメッセージと、そのための知恵と工夫がいっぱい蓄積されている本書は、「おひとりさまの老後」をすでにはじめているあなた、これからはじめようというあなたにお送りするエールです。本書を読んで、「明るいおひとりさまの老後」を迎えてください。長年の研究と実体験をまじえ、ひとりで生きる知恵を語る75万部のロングセラー。ようこそ、シングルライフへ。