■もうすぐゴールだ! あと一歩で終わりだ! と思った瞬間、脳の働きは急速に鈍ってしまいます。著者の林成之先生は、北京オリンピックの日本競泳チームにもゴールをどう意識したらよいかをアドバイスして、メダルラッシュに貢献したのは有名な話です。
スポーツだけでなく、ビジネスや勉強でも同じことです。もうすぐ終わりだ、やりたくない、できないと考えてしまうと、そこに「限界」を生み物事がストップしてしまいます。なぜなら脳のメカニズムがそうなっているからです。ということは、さまざまなことに挑戦するときは、脳がどのようなメカニズムであるかをあらかじめ知っておくと、たいへん有利になるわけです。
脳の仕組み・メカニズムを知り思考力を鍛えることで、あなたのビジネス、勉強、日常生活が一変します。ぜひ本書を読んで、それを「体感」してください。
■主要目次■
第1章 マンガでわかる〈勝負脳〉 ※マンガはページ単位での表示となります
第2章 脳の考えるしくみを理解しよう
第3章 理解力を高める〈勝負脳〉
第4章 記憶力を高める〈勝負脳〉
第5章 目指す自分になれる〈勝負脳〉
第6章 人間関係を良くする思考力
第7章 斬新な企画を生み出す思考力
第8章 リーダーの考える力を鍛える
第9章 思考のメカニズムを駆使して組織を発展させる
第10章 思考力はどのように育まれ何を育むか
■著者プロフィル
林成之(はやし なりゆき)
1939年 富山県生まれ。70年に日本大学大学院・医学研究科博士課程外科系を修了。マイアミ大学に留学後、同大学救命救急センターに勤務94年に日本大学医学部付属板橋病院救命救急センター部長。長きにわたり救急患者の治療に取り組み、数々の画期的な治療法を開発。とくに脳低温療法は世界でも注目される。現在は日本大学大学院・総合科学研究科教授。07年国際脳低温療法学会会長賞を受賞。著書に『<勝負脳>の鍛え方』(講談社)、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)、『脳低温療法』(総合医学社)など多数。
※本アプリは、日本能率協会グループの株式会社JIPMソリューションが発行した『体感! 思考力の鍛え方 —仕事に負けない〈勝負脳〉—』(2010年1月発刊、ISBN978-4-88956-357-3、価格1260円、A5判182ページ)の電子書籍版です。
※本アプリは、株式会社ボイジャーのT-Time Touchを使用しています。