本書は日本全国47都道府県別に、読者のみなさんの生活に密着したテーマを政治・経済・社会・健康・スポーツなどに分類し、各種のデータマップを作成しました。これら1枚1枚のデータマップから各地域の特性や時代性を読み取る事を目的としました。
そして最大の特徴は、それぞれのデータを単純に読むのではなく、このデータマップから読み取れる現象が、何と相関関係にあるのか、またその因果関係が何なのかなど、自由な発想で仮設を立て検証するという試みです。
この試みは、今まで気づかなかった事や、何気なく見過ごしていた事を気づかせてくれるのではという大きな期待があります。このデータマップが皆様の日々の業務に、新たな情報や視点をもたらせてくれるはずです。
読者の皆さんのお住まいの県、或いは出身県に「へー、そうなんだ?」と思うような”新ネタ”がご提供できればと筆者一同で願っております。
データマップ研究会代表 平下 治